「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」≒「中庸」≒「太極」
中医学(漢方)では腎を大切にする
中医学(漢方)では生命現象の「本」が腎だと捉えます。
以下は日本の医学博士であり中国の医学部教授が分かりやすく短くまとめた一文の紹介です。
『腎(陽)虚とは、中医学・漢方医学でいう内分泌や免疫機能などの全般機能低下によりおこる症状群をいう。また、腎は五臓の中もっとも重要な機能をもつ、抗加齢、免疫力、自然力など深く関連があり、生命現象の“本”と言われている。生薬などの研究に対して、80年代に上海医科大学の沈自尹教授らは、腎虚証を再現する為のモデルを確立した。現在、中国では生薬や漢方医学理論の解明において、広く応用されている』(by JoShuu M.D.Ph.D)
中医学(漢方)での腎は、西洋医学の腎臓だけではありません。腎は腎臓、内分泌(ホルモン)、生殖機能、脳(自律神経、思考、感情)、免疫機能等がふくまれ、「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」にほぼ近い捉え方です。
生命力に近い表現でもある「腎気」は、腎にある精気を指します。精気には「先天の精」と「後天の精」があり、人間の一生は腎気の盛衰で表されます。
「先天の精」は生まれた時に両親から授かった腎気で、その精は減る一方になります。
「後天の精」は食事などの養生を心掛けて増やすことができ、これを「補腎」と言います。
「中庸」の維持が健康維持に不可欠
中医学(漢方)では、陰陽五行説の思想で伝えられる「陰」と「陽」という相反する形を同時に備えている「太極」を「中庸」と表現します。生命維持に欠かせない食べ物も「陰」「中庸」「陽」と分け、「陰」は体を冷やす食べ物、「陽」は体を温める食べ物として分類しました。
「陰」の代表は白砂糖、夏に出る野菜・果物の類、「陽」は自然塩、冬に出る野菜・果物の類、「中庸」はお米やその他穀類です。季節に合わせてバランスよく食事を行い、「中庸」を維持することが大切です。
また、身体を一体の生命と捉え、絶対的な機能として心→脾→肺→腎→肝を欠かすことができない機能としています。腎は上記でお伝えしましたが、他の機能は下記になります。
心は西洋医学の心臓と循環器系、小腸、舌につながります。
脾は消化器系、胃と舌につながります。
肺は肺臓、呼吸器系、大腸、鼻につながり、肝は肝臓にほぼ近く、他に胆のう、目につながります。
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自分の体調の変化に普段から意識を向けていますか?健康や美の維持を目指している方は、ホメオスタシスを意識することが大切です。
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